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おきなわKINトライアスロン

スイム2km バイク70km ラン22km のミドルディスタンス。

記念すべき第一回大会へ参戦!

本大会を未の群れへ投げ入れたのは「神のご加護」を賜ったGod Bless Mr.Y本🐏(以下、「G.B.はるさ」)

結果はさておき…(笑)

雷で大会中止という、三人中トラ歴の最長のMr.Y木🐏(以下、「しーちゃん」)も経験したことのない結末を迎えた😆

 早朝6時過ぎにセントレアへ到着。いつものようにバイクを預け何事もなくチェックインを終える。今回はJTAを利用。空港では、某バイクショップのK萩社長、お久しぶりの、H〜ンちゃん、朝スイムでご一緒のO本さんらと出会う。お互いの健闘と台風の影響がないことを祈り挨拶を交わしつつ、機内へ乗り込む。

約2時間半後、午前10時前に那覇空港へ到着。宿やレンタカーの手配はG.B.はるさが全て手配済み、感謝感謝。空港からはレンタカー屋のバスで約20分移動。受付を済ませ、荷物を載せて、いざ金武町(きんちょう)へ。余談だが、トライアスロン大会の「KIN」の意味がわからなかったが、町名と知った。

 目的地、金武町のお店でランチ、チョイス基準はしーちゃんたっての希望、地元に愛されている沖縄そば屋さん。お店の名は「チャンプルー食堂」。昼時ということも相俟って駐車場は満車状態。くたびれた暖簾を潜ると、そこかしこから勘弁してくれと言わんばかりに汚れた店内。愛されている感満載。お店の店内外を問わず、使い倒されている。店員さんとお客さんとの距離も近く、アットホームでゆっくりした時間が店内にはながれていた。因みに、米騒動の余波は沖縄まで達したようで「ご飯のおかわりは100円ちょうだいします」と貼り紙が地味に訴えていた。

 ランチ後、受付会場へ移動。金武町屋内運動場、いわゆる町の体育館。宮古島大会で同じく受付会場だったJTAドームを思い出した。

アスリートチェックイン、宿へのチェックインを済ませ、バイクケースを開梱。幸い雨も降らず、広々とした屋外で汗だくになりながら組み立てる。三人共、痛恨の忘れ物もなく、バイクはノーダメージだった。

 先ず、組み立てたバイクの調子を確認しつつ、ランコース(2周回)を下見。迷いながらも、お散歩中のオジーに「こっちよぉ」みたいな手招きを受け、車で下見している選手達と情報共有しながら周回。コースの強度は、程よいを通り越し、勘弁してくださいと言わんばかりのアップダウン、コレを2周回と思うだけで閉口した。唯一、ランが得意なG.B.はるさだけの表情だけは、自信に満ち溢れていた。

 バイクコース(4周回)は車で下見。こちらも、勘弁してください坂ばかり。のぼり下り共に長くは無いが、脚を休めることはできそうにない。また、急な下りのその先、直角右折、しかも対向車線の向こうから折り返した選手とすれ違う、必然的にこちらは返還前の沖縄の如く右側通行になるため鋭角にならざるを得ない、そんな要注意交差点や、普段から通行量の少ないダム湖周辺の路面苔やらも確認。当日が雨模様だったらと思うと、皆生大会での悪夢がよみがえってきそうではあったが、いずれにせよ、無事故で自宅へ帰られることを三人真面目顔で祈念した。

夕食、ホテルで豪華とは言えないビュッフェ形式のディナーを食し、早々に就寝。

 天気予報、前日まで台風🌀25号(うさぎ)が沖縄へ接近。ひょっとしたらスイム中止もあり得ると覚悟して飛行機に乗ったが、レース当日は間違いなくスイムはヤレる空模様。

 起床後、各々バイクの準備を始めた時、本ツアー最大の危機が訪れた。G.B.はるさのバイクのバッテリー切れが発覚。うんともすんとも言わないDi2。おまけに、通常チャージ中は点灯べきオレンジのランプが、点滅する始末。彼の性格上、間違い無く家を出る前、フル充電していたはず。しかも、前日の試走時迄は何も異常がなかっただけに、三人へのディープインパクトは洞爺湖の水深よりも相当に深く暗く、計り知れなかった…

この時点では、単なる悪戯か、しーちゃんのワルダクミのどちらかとしか思えなかった。

 いずれにせよスタートまでまだ数時間ある。AからZまで、つまりあらゆる手段でリカバーを試みるG.B.はるさ。そして携帯バッテリーなどを提供するしーちゃん。程々に朝食を済ませバイクの元へ駆けつけるも、リカバーには至らなかった。この事態にG.B.はるさは冷静に判断を下す。

「コレは、レースに出てはならぬという神のお告げ。」 

と、悟りの境地へ至った。過去のレースでは、カンガルーの親子を避けきれず、自身の身体を痛めつけた経験者ならではの、是非を言わさぬ言葉に、我らはうなづくしかなかった。しかしせっかく沖縄まできたわけだ。「せめてスイムだけでも」と言う我々の言葉をよそに、G.B.はるさの決意は、兵庫県知事の意思に匹敵するほど固かった。悟りは後に裏付けられるように、後にとんでもないカタチで、我々を含む参加選手達に証明される事となる。

スイムは2周回。

 見た目よりも、ずっと泳ぎやすいコンディション。泳ぎやすい割に、いつも通りタイムが出ない。苦笑。オープンウォーターが苦手なことをいい加減自覚したほうがいいかもしれない。また、直前にコース変更されたと言う点は、第一回大会ならではのご愛嬌。その理由は、一番奥のブイのアンカーが海底に届かなかったと言うことらしい。。。そのブイは、目標物としては視認性がとても悪く、途中何度もヘッドアップを余儀なくされる。

 ようやく辿り着いたT1。自分よりも先に、バイクスタートに向かうしーちゃんの後ろ姿を発見。あ~またスイムで先越されたな。バイクスタート付近では、南米アンデス地方から来たのかと思う容姿のミュージシャンが陽気に歌で送り出してくれた。エイドも同場所にあり、黒糖、バナナ、水、ポカリが設置されていた。実は、この大会のエイドで唯一食べ物があった場所はここだけだったという記憶。

バイクは4周回。

 アップダウンの連続で、平坦がない沖縄特有の地形を活かしたコース。短めの坂が多く、脚を休める暇がないのは先述の通り。思い出したのは、毎年2月に行われる沖縄マラソン。同様のアップダウンが連続し、あっという間に脚が削られる。気温は24℃前後、曇天の空模様、熱中症になりやすい気候である。バイクへ滴り落ちる汗がアラートを発し続ける。途中、雨がシャワーのように降り注ぎ、気持ちが良い。1周目に様子を見つつ、2週目からモチベーションをアップしバイクを駆る。

 しーちゃんを何とか捉えなければ、マスター〇本氏に叱られそうだ。「たろさん、何やってんの?」耳元でこだまする。汗 その恐怖心もあったがモチベ120%、パワーと心拍は60%を心がける。1周回目、なかなか見えてこないしーちゃん、バイクスタートから30分程のすれ違い地点でようやくしーちゃんの姿をロックオン。そうなると力がロックオンしてしまう。丁度、次周回へ入る地点には、G.B.はるさが応援してくれていた。その地点、2周回目でようやくしーちゃんをパス、いい気になっていたが、ゴールしバイクを降りるときに感じたのは、やっちまった、、、左側内転筋が攣り始めた。やはり、マスター桑〇氏への恐怖心は絶大だった。その恐怖心は、やがて遠くの雲を呼び寄せ、雷鳴を近づけることになる。

 T2で、五本指ソックスへチェンジ。今までよりもスムーズにお色直しが完了したと思ふ。しかし、あちこちが痙攣し始めるから、何ともギコチナク、シューズの紐を結ぶことも一旦は諦めムードになるほど、動けなかった(笑)

 雷鳴が大きくなった。雷雲が接近する中、ランスタート、直ぐにG.B.はるさの叱咤を受ける。神の声には従わなくてはならない。しかし、直後の急な下り坂で、右脚内転筋、左脚ハムストリングスが、大合唱を始め、うずくまる。身体が重い、もう走れないとネガティブマインドへすっかり色は染まる。

 2kmほど進むとビーチサイド。そこまで長いこと…完全に気持ちも途切れた。すれ違いのコースで励まされるのは嬉しいが、トボトボ歩く姿を見られるのはなんとも気恥ずかしい笑 軽快に走る選手を何人も見送ることになる、抜かすことは決してない。そんな中、軽〜い脚どりで、正面からH〜んちゃん登場。「いりやまさーん、頑張って!」その場だけは走ろうと頑張る。次はK萩社長の登場、「たろうさん、頑張っ!」「はい!」その場だけは走る。次は背後から。またまた前から、挙げ句の果てに、追い越して行った高○さんが、また正面からやって来る。「たろさん、ゴールで待ってるから!」ゴールまで行けるかなwww、、やれやれだ。

 カフェイン投入で、目を覚ましたいと思っていたところ、私設エイドが目に入る。どこかの引っ越しセンターのエイドのようで、オフィシャルのそれに比べ、バナナ🍌はもちろん、おにぎり、そしてコーラがテーブル上に鎮座していた。コーラに至っては、冷蔵庫から出してきたばかりじゃないかと思うほど、キンキンに冷えている、最高だ。ここでコーラを投入していいものかどうか相当迷ったが、気持ちは正直。コップ1杯のコーラで喉を潤した。

 シートベルト着用のアラート音がけたたましく鳴る様に、両脚からの痙攣サインも次第に強くなる。攣り始めた脚を摩りつつうずくまっていると「大丈夫ですか〜?気休めかもしれませんが、黒糖2つありますので差し上げます。」と、女神の声。声の主は女子2位の太田麻衣子さんだった。と同時に、バックポケットを探る。塩カプセルを携帯していたことに今更ながら思い出した。黒糖と、塩カプセルの効果は徐々に痙攣した脚を癒してくれたが、気持ちはすっかりウォーキング大会、兎に角身体が重すぎる。しーちゃんが直ぐに追い抜いていくのではないかと言う気配を感じつつ、、、

 やっとの思いで9キロを過ぎた。引っ越しセンターエイドで、おにぎり1個とコーラを1杯ゴクリ。そして走り出し、直ぐにとぼとぼ歩く。すると「おじさん何歩いてんのと?」背後から聞き覚えのある声が。振り向くと、疲れた中にも満面の笑みを浮かべるしーちゃんだった。ランスタート時、12分ほどの時間差があったらしいが、とうとうここで追いつかれてしまった。彼も相当歩いていたらしく、たろさんは相当先へ進んでいるはず、きっとすれ違い様に出会うだろうと想像をしていたらしい。期待を裏切らず、しーちゃんよりも歩き倒した自分、彼よりも相当長い距離を歩いていたから、ここで追いつかれてしまった。

 雷雲が真上にあるかと思うくらい、大音声で雷の音が周囲へ響きわたる中、二人で並んでジョグが始まる。「制限時間って何時までだったっけ?」考えることがシンクロしていた。ほんの僅か、しーちゃんが先行した矢先、コース中央へマーシャルが立ちはだかった、両手を×印に構えて… 直後に状況を察したのは、しーちゃん。破顔一笑、くるりとコチラを向いて「中断❣️」と一言。もちろん自分も大喜び。コース中央、真昼間、二人で熱いハグを交わした笑 どうやら考えていることは同じだった。

二人とも雷で中止になってほしいと念じていた

 マーシャルに促されて移動したのはビーチサイドに設置されたゴルフクラブの施設の建物。落雷に備えた措置である。割と早いタイミングで中断の判断の指示を受け、大屋根の下テーブルを囲み、他の選手たちを待ち受けるような感じとなる。続々と選手らが集まり、凡そ三クラス分の人数を数えるほどとなった。また、愛知からの参加者が多数集い、愛知県民会さながらのテーブルとなった。中には、2周目であとゴールまで3kmだったという選手もいたが、こうなっては同じ穴の狢(むじな)である(笑)。その中にはトライアスロンYouTuberのヒロさんも(笑) 動画内で嬉しそうな自分らの姿も登場していた。

 時折小雨になったり、あがったりで、いつでも戻れそうだが、時間だけが過ぎていく。愛知県民会のAO木さんのアップルウォッチで、5分おきに表示される天気予報を見つめる。「あと5分で雨が上がる。そのあと5分間は雨が降らないから、その間に走り出せば大丈夫」「G.B.はるさにLINEで連絡は取れないか」「いや、LINEではお友達ではない。釘〇さんとはお友達だ」「だったら。〇宮さん経由でメッセンジャーなりでG.B.はるさへ連絡をとれないか」等々、ザワツキも頂点に達す。

 冗談とも本気ともわからない雑多な会話があちこちで響き、爆笑の渦が巻き起こっていた。さらには、みんなで、G.B.はるさが爽やかに「やぁ!」と登場するのではないかと期待していた、、、

 代わりに現れたのは、まさかの愛知県協会所属マーシャル姿のオヤヂ高〇さんだった。自分らの姿を見て一言「もっと速く走らんもんで、こんなところで捕まるんだわ」はい、ごもっともです、、、とっても忙しそうなオヤヂ〇梨さん、インカムから飛んでくる指示の対応も、めっちゃ大変そうで、指示が一貫していないようだった。

そして、ついにオヤヂから運命のコール。

一瞬静まり返って直ぐにざわつきになり、拍手喝さい!

 約1時間ほどの退避時間を経て、「自力で」ゴールへ向かうことになった。言葉を聞いた選手たちは、十分な休息を得ており元気いっぱいに一斉スタート。第2ランが始まったかのようだった。もちろん、走る走る。

 そして、ようやく辿り着いたゴール。アンクルバンドを返却し、メダルとフィニッシャータオルを受け取った。その時には、快晴の青空が称えてくれた。

 退避中、愛知県民会のテーブルで青〇さんが放った一言が印象的だった。

確かに、God Bless Mr.はるさ、、、そのとおりだった。。。

 ということで、人生初の雷で中止となった大会。まだまだネタは無尽蔵にあるのだが、この辺でお開きにしたいと思ふ。

大会後のアワードパーティーは、14時半から始まり19時半過ぎまで続いた。。。

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